スティーブン・ピニャコラータ・13世とJ.S.Ramisの「ダラブッカで歌ってみっか!」

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スティーブン・ピニャコラータ・13世とJ.S.Ramisの「ダラブッカで歌ってみっか!」

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【基本知識編②】ダラブッカの登場シーン

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ラブッカはどのような場面で使われるのか。

今回はダラブッカの楽器としての特性も交えつつお話ししていきます。

【ソロ】

youtubeを見たことがある人はソロでの演奏をみることの方が多いのではないでしょうか?

海外の凄腕ダラブッカ奏者の演奏にかじり付いてしまうのは私を含め日本でダラブッカを志す人達にはよくあることですね。

ソロの利点はズバリ、自分のテクニックを思うがままに演奏できることです。

バッキングにとらわれることもなく、何か決まりがあるわけではないので、自分の音楽をそのまま伝えることができます。

また、手拍子などで観衆と一緒にステージを作り上げるのも楽しいですね。

【アラブ打楽器とのアンサンブル】

アラブの他の打楽器と一緒に演奏するのは、ダラブッカを演奏している人なら経験されているのではないでしょうか?

みんなで同じバッキングをしながら交代でソロのフレーズを叩いていくのもとても楽しいですね。

ダラブッカと一緒に演奏される打楽器は

ソンバーティ、ドホラ、レク、ドフ、ジル、サガット...etc

他にもたくさんありますがここでは割愛します。

低音、中音、高音に分かれてアンサンブルをしていると自分が実際にアラブ諸国を旅しているような気持ちになりますね。

アラブの他の打楽器とのアンサンブルをする利点は、アラブ固有のリズムに則って演奏ができることです。

アラブ打楽器独特のリズム体系、間、グルーブを理解している奏者同士が演奏しているので独特の一体感があり、初めて会った奏者同士でも元々打ち合わせがあったかのように演奏することができます。

よく

「音楽にコトバは必要ない」

なんていいますがダラブッカ経験者はすごく共感できますよね。

ベリーダンスの伴奏】

エジプト式を専門的に学んでいる人はベリーダンスと合わせること前提で学んでいる方もいるのではないでしょうか。

ベリーダンスの伴奏をする利点は、ベリーダンスと連動したリズムで観客に効果的にアラブ感を届けられることです。

また、奏者とダンサーなのでそれぞれの技術を対比するのも観客の楽しみの一つでもあります。

しっかりと丁寧に打ち合わせを行ったベリーダンスとダラブッカの組み合わせはきっと感動するので是非どこかでご覧になってください。

【アラブ圏以外の楽器とのアンサンブル】

ダラブッカは独特な金属音が鳴るのでいろんな編成で活躍できます。

J.POP、クラブミュージック、VOCALOID、フラメンコ、北欧系、JAZZ...etc

ダラブッカは無限の可能性を秘めているので組む相手次第いろんなジャンルを作り出せます。