スティーブン・ピニャコラータ・13世とJ.S.Ramisの「ダラブッカで歌ってみっか!」

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【基本知識編③】ダラブッカの基本的な音の種類(音声付き)

 

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ラブッカには基本的な音が6つあります。

【Dum(ドゥン)】

皮の部分親指以外の4本の指で叩くと鳴ります。低音です。

比較的簡単に鳴らせますがリズムの中に組み込むと疎かになりがちです。

Dumの位置でそのリズムが何というリズムなのかを判別出来るくらい重要な音なので大切に演奏しましょう。

【ta(タ)】

リムの部分を

エジプト式⇒薬指で

トルコ式⇒人差し指と薬指で

モダン奏法⇒上記以外の指も使って

叩くと鳴ります。高音です。(利き手)

利き手側になるので拍の頭になりやすいので、速いフレーズを演奏しようとしてテンポが崩れないようにしましょう。

高速で演奏することが多いので1番、ダラブッカらしさのある音でもあります。

【ka(カ)】(taと同じ音です)

リムの部分を

エジプト式⇒薬指で

トルコ式⇒人差し指と薬指で

モダン奏法⇒上記以外の指も使って

叩くと鳴ります。高音です。(利き手の逆の手)

利き手で基本のリズムを演奏して、利き手の逆側の手でフィルを入れていくのがダラブッカの奏法の1つなのでtaとkaが綺麗に演奏できるととてもダラブッカらしさがでます。

Pa(パ)】

皮の部分をひっぱたくように叩く(スラップする)と鳴ります。

高音です。

アクセント等にも使います。

表情の付けやすい音でもあります。

フレーズの締めに勢いよくPa

バッキング(伴奏)としてのPa

優しく静かなPa

効果的に使い分けましょう。

【ke(ケ)】

皮の1部分を抑えながら(ミュートしながら)taまたはkaを叩くと鳴ります。

ダラブッカは抑える位置によって様々な音がなるので効果的に演奏すればとても面白い音になります。

逆に的確なポジションに打ち込まなければ音が正しく鳴らない場合もあるので難易度が高い音の一つです。

【Es(エス)】

休符。アラブ音楽では無音も1種類の音として捉えます。